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特技を生かしたボランティア

もしあなたが何か特技を持っているのならば、その特技を生かしたボランティアをしてみてはいかがでしょうか。これは特技ボランティアと呼ばれるジャンルのボランティアですが、自分の特技を生かしたボランティアだけに、やりがいも感じやすいものです。いろいろな特技のニーズがありますので、自分にできることがないかを一度考えてみるといいでしょう。

特技ボランティアとしての活動が知られているのは、音楽やダンスなどの芸能に関するボランティアです。ピアノやフルートなどの演奏ができたり、民謡や日舞の経験があるという人であれば、さまざまな施設での演奏活動などを通して人に喜んでもらうことができます。また、マジックや大道芸なども喜ばれるボランティアのひとつです。趣味で手品を練習しているという場合、なかなか披露する場所はないものですが、ボランティア活動として老人福祉施設や保育園などに行けば大歓迎されます。また、そうした特別な技術がないという場合でも、人形劇の劇団に参加したり、紙芝居や絵本の読み聞かせなどをすることで、子どもに喜んでもらえたりもします。スポーツを長年やっていたという人であれば、地域のチームでコーチをかって出たり、スポーツイベントの運営を手伝うなどのボランティアも可能です。また、アウトドア活動が得意な人は、子供向けのキャンプイベントのサポートなどをするのもいいでしょう。育児経験があればそれだけでも子供の遊び相手をすることができます。外国語が堪能な人は通訳をしたり、パソコンのスキルがある人はホームページの作成をするなどしてもいいでしょう。大工や看護婦などの経験があれば、その職務知識を生かせるボランティアはたくさんあります。なかなか単独でこうした特技ボランティアに出向くのは難しいでしょうから、特技ボランティアを募集しているところに登録しておいて、依頼を受けたら出向いて特技を披露したり、イベントで同じようなボランティア仲間と一緒に活動するなどの方法がおすすめです。