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子どものためのボランティア

子どもに関わるボランティアもたくさんあります。現代は核家族が多くなったこともあって、万が一の際に親が養育できなかったり、親がどうしても子どもを見ることができなときに代わりに子どもの相手をするボランティアは増えているのです。

あまりボランティア経験や子どもに接した経験はないんだけど、子どものためのボランティアをしたいという人は、まず図書館や小学校での絵本の読み聞かせなど、短時間で簡単なものから始めるといいでしょう。費用などの問題で塾に通うのは困難という子どもに基礎学習を身に着けさせる学習サポートや、働く親が帰宅するまで小学生を放課後預かる学童保育でのボランティアなどもあります。また、市の保健センターなどで親が離乳食講座を受ける間の短時間保育や、子どもの習い事の送迎を行うファミリーサポートなどもボランティアの一環ですし、何らかの理由で親と暮らせない子どもが生活する養護施設や、障害を持つ子どもが通う施設でのボランティアも必要です。どんな場所でも天真爛漫に遊ぶ子どもはかわいらしく、その輝くような笑顔に癒される人も多いことから、ボランティアの中でも、子どもに関わるボランティアは人気があるといえます。しかし、子どものボランティアをするには、子どもの安全に最大の注意を払うことが必要です。年齢にもよりますが、子どもというのは思っている以上に動きが素早く、好奇心旺盛であっという間に駆け出してしまいます。そして体が未熟なぶん、ちょっとしたことで怪我をすることも少なくありません。とはいえ、子どもと楽しく遊ぶのがこういったボランティアの役割である場合も多いので、子どもが怪我をしたり事故に遭ったりしないかを常に注意しながら、子どもが打ち解けられるように接することが必要なのです。小さな子どもはいくつか手遊びを覚えておいたり、絵本を読んであげたりすると喜ぶので、こうした準備をしておくと安心でしょう。子どもは相手の印象に敏感ですので、早く打ち解けるためにはできるだけ笑顔でゆっくりしゃべり、子どもに目線を合わせて接するのがコツです。